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用語解説 --- 高密度ポリエチレン(HDPE)

高密度ポリエチレン(HDPE)とは?

高圧重合法によって製造する低密度ポリエチレンとは異なり、
高密度ポリエチレン(High Density Polyethylene,通称「HDPE」)は
中圧法または低圧法により重合されるため、

別名「中低圧法ポリエチレン」とも呼ばれます。
HDPEは1965年にアメリカで開発されました。

高密度ポリエチレンは、あまり分厚いフィルムは製造することが出来ません。
フィルムの厚さは0.01mmから0.06mmが製造可能範囲となります。

高密度ポリエチレンの特徴

同じポリエチレンでも、低密度ポリエチレンと比較すると物性が異なります。
軟化温度は120℃、融点は150℃ですので、低密度ポリエチレンと比較すると、
高温に耐える特性があります。

また、引っ張り強さ、フィルムの腰の強さがあり、薄手でも強度が得られます。
開口性にも優れているため、スーパーやコンビニなど小売店のレジ袋として使用されています。

防湿性、バリヤ性も低密度ポリエチレンの2倍ほどの能力があります。

1)半透明
2)引っ張り強さに優れる
3)フィルムが硬く、コシがある
4)表面がマット状である(凹凸がある)ため開口性がよい
5)耐熱性に優れる
6)耐寒性がある