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「値引き防止」を実現する大型角底ポリ袋

「値引き防止」を実現する大型角底ポリ袋

今回は大手家電メーカーのZ社様の事例をご紹介します。

Z社様では、大型の家電製品を製造していらっしゃいますが、
これらの製品は、ダンボール梱包されて全国に配達されています。

普段はあまり問題にならないのですが、梅雨時期から夏場にかけて、
大型製品ならではの問題が発生します。

問題の発生とは、ダンボールが水分で傷むことです。

梅雨時や夏場に配送する場合には、天気や湿気の影響を受け、
ダンボールがすこし柔らかくなる傾向があります。

輸送の際には、自動車の多少の揺れが発生しますが、そうした「多少の揺れ」程度であっても、
ダンボール同士が接触することがあります。

普段であれば、そうした接触があっても何ら問題にはなりませんが、
梅雨時や夏場になり、ダンボールが水分を吸って柔らかくなると、
少しの接触でも、ダンボールに折れ目が入ったり、当たり傷が付いたりする問題が発生します。

Z社様によると、ダンボール自体は厚手のものを採用しているので、
万が一ダンボールにキズがあったとしても、Z社様の製品には影響はありません。
あくまでも、ダンボールだけのキズに過ぎないわけです。

しかし、Z社様の製品を小売する販売店様にとっては、
ダンボールにキズがあるだけでも、非常に売りにくくなってしまいます。

結果、ダンボールにキズが入っている場合には、販売店様から
Z社様に値引きを要望されるということになります。

こうした、「直接の製品に関与しない値引き」は、
販売店様にとっても、Z社様にとっても歓迎できないものです。

そこで、Z社様は、梅雨が近づいてくると、製品を梱包したダンボールを、
すっぽりと覆うことができる、大型のビニール袋を採用することになりました。

ビニール袋は「角底形状」といって、ちょうどタバコの箱を
覆うフィルムのように、四つ角が直角になっています。

ですから、一般的な大型ビニール袋よりも、被せたりする場合の作業性に優れています。

この袋でダンボールごと製品にすっぽり被せておくと、雨天時であっても、
ダンボールが水濡れしにくくなります。

その結果、配送中のダンボール破損が激減し、Z社様は余計な値引きを防止することに
成功されたということです。