一斗缶用ポリ袋を容器の内面に使って効率化。
ポリ袋を容器の内面に使って効率化
今回は工業用品メーカーのL社様の事例をご紹介します。
L社様では、製造工程の途中で、いくつかの薬品を混合する場面があります。
こうした場合には、金属製の一斗缶の中にそれらの薬品や
溶剤を入れて攪拌していました。
使用後は一斗缶を奇麗に洗浄することになるのですが、
一斗缶の内側は、薬品がすっかりこびりついてしまい、
新たに溶剤などで溶かして洗浄しなければなりません。
溶剤を大量に使用する上、洗浄するのにも時間がかかり、
作業がなかなか終りません。
そこで、弊社からは一斗缶の内側にすっぽり入るようなポリ袋をご提案しました。
このポリ袋を一斗缶の内側に敷いて攪拌すると、
一斗缶自体に薬品がつきませんので、使用後には
ポリ袋を廃棄するだけで後片付けが終ります。
従来の洗浄方法と比べ、ずっと短時間で、しかも
簡単、安全に後始末ができるようになりました。
また、薬品の交換があっという間にできるため、
多品種小ロット体制の実現にも活かされたということです。